high-quality Japanese beef steak sizzl月に1回、だいたい3週目か4週目の、給料日あとの土曜日か日曜日に、家族で焼き肉に行くのが我が家の恒例となっている。カルビの美味しい、地元の焼き肉チェーン店か、30分程車を走らせた軟骨やホルモンの種類が豊富な大型店。このどちらかに行くのが常だ。どちらも店でも、一番最初はタン。牛タンか安い豚タンの時もあるが、まだ網が綺麗なうちにタンを楽しみ、その後脂っけの多いお肉を焼くのが我が家式だ。牛タンは家族皆が大好きで、あの独特の歯ごたえ。程よい塩気でレモン汁をかけて頂くタン塩は、これからどんどん焼き進めていく焼き肉ディナーのスタートを切るにふさわしい食材だ。

いつものように食事を楽しんでいると、下の娘がふいに「牛タンには一体どんな栄養が含まれているの?」と聞いてきた。娘は高学年になり、家庭科や理科で栄養素についてならっているのだ。
(参考:牛タンの値段ってピンキリなの?

はて…牛タンは肉だろうか?タンが舌だということはわかっていたが、栄養素なんて考えたこともなかった。肉なら迷わずタンパク質だと答えただろうが、舌もそれでいいのだろうか?急いで妻がiPhoneで調べると、牛タンは確かにタンパク質もある。でもそれ以上に意外なことに、脂質が多かったのだ。牛タンはこりこりとした歯ごたえで脂っぽさを気にしたことはなかったが、脂質が多いということはカロリーも高いということで、焼き肉食材の中ではヘルシーだと思っていた私の知識は間違っていたと言わざるを得ない。

娘の質問がきっかけで知りえた新しい知識だったが、今後焼き肉を食べる際には、参考程度にさせてもらい、今まで通り牛タンを一番に楽しむことだろう。